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1993-11-30
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6KB
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201 lines
===============================================================================
「いつ、どこで、だれが、どうした」文章ランダム作成プログラム ID3 機能説明書
VR:01-01
===============================================================================
1993.8 BY TAKI
1.はじめに
ID3は文書データを元に、ランダムで文章を作成するプログラムです。
文章は非常にユニークな物から奇想天外なものまで色々と作ります。
ID3の面白さをごゆっくりお楽しみください。
2.ID3の使いかた
ID3はEXE形式のリアルプログラムで、下記のコマンドにて実行します。
ID3.EXE [<作成文書数>] [-F <文書データ名>]
<作成文書数> 作成する文書数を指定します。指定しない場合、1を仮
定します。尚、文書数が(文書データの行数/4)を超
えていた場合、自動的に(文書データの行数/4)が設
定されます。
<文書データ名> 読込む文章データ名を指定します。指定しない場合、標
準ファイル名 ID3.DAT をID3.EXEと同一ディレクトリに
探しにいきます。見当らない場合はエラー表示を行いま
す。
このコマンドにより、文書データ名を読み込んで編集し、出力行数分の文章を
作成出力します。
3.プログラム使用例
例)ID3にパスが通っており、D:¥DATディレクトリ中のI.DATを読み
込んで10の文章を作成する。
ID3 10 -F D:\DAT\I.DAT
~~ ~~ ~~~~~~~~~~~~
例)ID3にパスが通ってなく、D:¥PROGの下にあるID3を実行し、1つ
の文章を作成する。尚、D:¥PROG上にID3.DATも存在するとする。
D:\PROG\ID3
~~~~~~~~
例)100個(実際には(文章データの行数/4)個)の文章をファイル(ID3.
DOC)に吐き出したい。
ID3 100 > ID3.DOC
~~~~~~~
4.履歴
4.1 VR:01-00の対応範囲 H5.4/23
(1)文書データは縦2000行、1行80文字まで記述可能。
この範囲を超えた文書データを使用した場合、動作は保証できません。
(2)MS-DOSのパソコンは全て動作可能なハズです(@^_^;)。
4.2 VR:01-01の対応範囲 H5.8/5
(1)-F指定により、文書データ名を任意名で指定できるようにした。
(2)文書データが存在しない場合、ID3.DATをID3.EXEと同一
のディレクトリに存在するか探すようにした。
(3)文書データ名を小文字で指定しても大文字に自動変換される様にした。
5.ID3の使いかた(応用編)
コマンドなど面倒な入力をしなくてもアイコンのダブルクイックだけでプログ
ラムを実行する方法です。みなさんのアイディアで好きなように設定して下さい。
また、AUTOEXECに組み込んで立ち上げ時間を楽しむって手もあります。
(1)下記のバッチファイル(I.BAT)を作成する。
D:\PROG\ID3.EXE %1 %2 | MORE
PAUSE
(2)ID3.EXEを決まったディレクトリに入れておく。ここではD:¥P
ROGに入れておくとする。尚、ID3.DATとI.BATも同一ディ
レクトリに入れておくとする。
(3)I.EXEをアイテム登録する。
(4)アイテム登録のアプリケーションをMS-DOSに設定する。
(5)アイテム登録のパラメータに以下の設定をする。
100 D:\PROG\ID3.DAT
(6)アイコンをダブルクイックする。
(7)画面に現在作成可能な文書数ほど文章が表示されます。
尚、1画面毎に一時停止しますので、スペースキーを押すと次の文章が表
示されます。
6.文章データ(ID3.DAT)の作り方
文書データは以下の形式で作成していないと、正常な文章を作成できません。
よく理解した上で自分好みの文章を作って下さい。
6.1 制限
文書データは縦2000行、1行80文字まで記述可能です。
この範囲を超えた文書データを使用した場合、動作は保証できません。
6.2 4行で1文章
文書データは4行で1文章です。つまり2文章のデータを入れる場合は8行
記述することになります。
6.3 4行の内訳
4行は、1行ずつ「いつ」「どこで」「だれが」「どうした」の順番で記述
します。文章中にスペース及びタブを使用しないで下さい。
文章は4行単位で入力してください。3行目までしか入れていないなどの状
態は、正常に動作しません。
(例)
今日 ←いつ
東京で ←どこで
生身の人間が ←だれが
踊りだした! ←どうした
6.4 文章中の句読点の付けかた
文章中には「、」は使用しないで下さい。(自動的につきます)
最後(4行目)は「。」や「!」を入れることをお勧めします。
6.5 ID3.DATを同封
同封してあるID3.DATをテキストエディタ等で参照してみてください。
難しくないので見れば分かると思います。尚、等データは好きなように改造
して構いません。
7.注意
ID3で作成する文章は全てランダムです。
ですから予想外の文章や、現実身のある文章、全然意味の無い文章など
どれが飛び出すかわかりません。
ですから、その辺りをよく考慮した上で、見る人の「気分を害する」文章を
文章データ内に記述しないように十分注意して下さい。
このプログラムによって喧嘩になってしまったなどという悲しいことがない
ようにお願いします。
また、ID3はC言語のランダムを使用していますが、このランダムは完璧
ではありません。片寄ったデータを作成してしまう場合があります。
そのような場合は、1行ずつ出力せずに、10行などまとめて出力してみて
下さい。まとめると、前に出てきた文章は使わないようになっていますので
多少はランダムになるのではないでしょうか(@^o^@)
8.最後に
みんなでデータを集めあって作ると一層面白いですよ。
98などのMS-DOSパソコンすべてて動作すると思いますので、色々な
人と楽しんでみてはいかがでしょうか(@^_^@)
尚、本プログラムはLSIC-86試食版にて作成致しました。
バグなどありましたら、御一報お願いします。
BY たき(Nifty-ID:NCA02266)